伊那谷ふぃーる

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伊那谷じゃーなる

雨上がりの朝マルシェ

申し合わせたように9時に上がった雨。今年初のいなまち朝マルシェ。いつもの顔、行き交う人たち。肩の力を抜いて、それぞれの判断を尊重する、ゆるやかな多様性が広がっていた。

 

気持ちも雨上がりのように
梅雨の晴れ間に広がった日常

 
毎年、6月〜10月にかけて、
いなまちの真ん中、セントラルパークで
月1回開催されている「いなまち朝マルシェ」。
今年で7年目を迎える
いなまち馴染みの風景だ。
 

今年一回目を迎えるにあたり、
新型コロナウィルスの影響で
開催するかどうか、実行委員会で検討が
重ねられたそう。
 

「中止にしようか」
「農家さんのところで動画配信をしようか」
 


 

「それでもやっぱり、青空の下で野菜を買いたい!」
と心待ちにしている人がいるのではないか。
そう思い至り、開催を決めた。
 

店舗の間隔を空けて、
テーブルとイスの設置はやめて。
マイ皿、マイ箸、
マイテーブル、マイイスをお願いし、
個々の判断に委ねるスタイルをとった。
  

 

各回ごと、実行委員の中で
リーダーを持ち回るのも長く続いてきた理由。
今回は、パクチー大好き星野京子さんが担当。
各店舗にパクチーを使ったメニューが並んだ。
 


 

地元に家族とUターンし、
就農をはじめた山〆農園の
田中成子さんにとっても、
朝マルシェは特別な場所だ。
「お客さんと会うのが楽しい。
感想をもらえるのが嬉しい」
 

 

開始9時のぎりぎりまで降っていた雨も
申し合わせたように上がって、広がる青空。
 

「コロナを経験したからこそ、
原点に帰りたいと思った。
プラスチックをやめて、
マイ皿、マイ箸をもう一度見直したり。
量り売りをおすすめしたり。
もちろん、農家さん、お店さんごと
考えは色々。その多様性も尊重したい」
実行委員の1人、
ワイルドツリーの平賀裕子さんはそう話す。
 


 

一連のコロナ渦で
誰しもが少なからず疲れたであろう
カラダとココロ。
そんな気持ちも晴れやかな気分に
してくれるようなひと時だった。
 

いなまち朝マルシェとそれを取り巻く人々の
ゆるやかなつながり、心地よい空気感。
伊那谷の魅力の断片が垣間見れるイベント。
ぜひ、おでかけしてみてほしい。