伊那谷ふぃーる

人々の記憶

HASE X’mas 〜南アルプスのむらに光のニューシンボルを〜

こんな時代だからこそ、できることもあるし、知れることもある。地域のモノ・コトは、少しずつの誰かの想いや行動で紡がれていく。去年より増やした電球のおかげで、ツリーは去年より明るく照らされました。みんなの笑顔が広がって、地域の未来も明るく照らされますように。

 
 

「冬の長谷に新名物をつくりたい」
 

そんな想いで、2018年冬に始めたイベント。
 

今年は、時世を考慮し、点灯式イベントは中止。
それでも、地域と一緒にクリスマスイベントを楽しめる方法がないかと
考えたのが、住民参加型の「長谷PR動画」でした。
 

きっかけは、1年目のイベントの時に、
地域に声をかけ、一番近くでひっぱってくれた、
溝口未来プロジェクトの中山友悦さん。
 

生協宅幼老所みなみさんと引き合わせてくれ
「今年は、イベントが減って、お年寄りが地域との交流が減って寂しがっている。
動画をみて、地域の人たちと時間が共有できたら嬉しい」
 

動画を作ることを決めました。
誰に撮影してもらおうかと悩んでいたら、
同じく1年目からイベントを支えてくれた羽場友里枝さんが
ぴったりの人材がいると紹介してくれました。
 

信大3年生の高橋幸司さん。
林業を今の時代の人たちに伝えるために、 
林業ビデオグラファーを志していると聞きました。
 

長谷は林業の村と呼ばれていたから、
高橋さんの視点で長谷を撮って欲しいと思いました。
 

地域おこし協力隊の宮川沙加さんと一緒に
冬の長谷を何日もまわり、
住民の方にお気に入りの風景や
長谷の好きなところ、暮らしの楽しみを聞き回りました。
 

長谷の輪郭が浮かび上がっていくような時間でした。
 

こんな時代だからこそ、できることもあるし、知れることもある。
地域のモノ・コトは、少しずつの誰かの想いや行動で紡がれていく。
ここには書ききれないほど、多くの人にお世話になり、
この動画ができました
 

去年より増やした電球のおかげで、ツリーは去年より明るく照らされました。
みんなの笑顔が広がって、地域の未来も明るく照らされますように。
 

ご協力いただいた長谷のみなさま、制作に関わってくださったみなさま、
本当にありがとうございました。