伊那谷ふぃーる

人々の記憶

私の桜さんぽ

桜のまちに暮らしていることに改めて気づく。来年は大切な人と笑顔でお花見を楽しむ。そんな春になればいい。


 

いつもと違う伊那の春。
桜色に包まれる高遠城址公園は、
新型コロナウイルス感染症対策のため閉鎖された。
 

そんな中始めた桜さんぽ。
極力人との接触をさけるため、
咲き始めから散り際まで、朝の散歩の延長で。
 

普段は名所と呼ばれる場所に目が行きがちだった。
歩いてめぐってみるとまちの至る所に桜が根を張り、
心を和ませてくれる。
 

「桜との遭遇率が高い」。
そんなことは知人に言われるまで
意識もしていなかった。
 

桜のまちに暮らしていることに改めて気づく。 
 

来年は大切な人と笑顔でお花見を楽しむ。
そんな春になればいい。